気分はファーストクラス。高級カプセルホテルという型破りな戦略

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):コンパクトホテル(高級カプセルホテル)
  • 競合(お客様の選択肢):カプセルホテルやビジネスホテル など
  • 状況:ホテルの市場規模は増加傾向にあるようです。

■強み

1.リーズナブル(ビジネスホテルと比べて)

2.快適(既存のカプセルホテルと比べて)

  • 天井が高い(閉そく感がない)
    →立って着替えられます
  • きれいで清潔感があります
  • アメニティが充実

3.安心(既存のカプセルホテルと比べて)

  • 男女別フロア
    →宿泊フロアへ入るには専用カードが必要です

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

建築のノウハウと提携ネットワーク

  • 国際的な建築家の大江匡氏が2008年に創業(大手建築設計事務所のプランテックグループ)
  • JR西日本と合弁会社設立
  • 阪神電気鉄道(阪神電鉄)と提携
  • 京福電鉄も嵐山駅直結の商業施設にファーストキャビンを開業予定

上記のような「ノウハウ」と「ネットワーク」が強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • 快適な場所に泊まりたいが、宿泊にお金はあまりかけたくない方
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