太らない食材として人気の赤身肉に、現役医師が「注意信号」

 

赤身の食肉は少なく

赤身の食肉とは牛肉や豚肉の赤身の部分です。ミオグロビンという色素蛋白を多く含むので赤くなります。飽和脂肪酸を多く含むのが特徴です。以前いわれていたような、悪玉コレステロールを増加させる効果は少ないということが最近の研究で判明しています。しかしながら、過剰に摂るとやはり動脈硬化を進行させます

牛肉や豚肉をできるだけ魚や豆腐などに置き換えましょう。豆類やナッツ類もオススメです。ステーキハウスで注文をするときには、スモールサイズを選びましょう。そして、フライドポテトと白米やパンはなるべく少な目にしましょう。そのかわりにフレンチドレッシングをかけたサラダを多めに食べるようにするとヘルシーになります。

文献: Naranjo MC, et al. Dietary fatty acids on aortic root calcification in mice with metabolic syndrome. Food Funct. 2017 Mar 9. doi: 10.1039/c7fo00143f. PMID: 28276564.

 

image by: Shutterstock.com

ドクター徳田安春この著者の記事一覧

世界最新の健康医学情報について、総合診療医師ドクター徳田安春がわかりやすく解説します。生活習慣病を予防するために健康生活スタイルを実行したい方や病気を克服したいという方へおすすめします。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ドクター徳田安春の最新健康医学 』

【著者】 ドクター徳田安春 【月額】 ¥110/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎月 第1〜4土曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 太らない食材として人気の赤身肉に、現役医師が「注意信号」
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け