雨の日はタオルのように乾きにくい洗濯物は後回しにしよう…なんて思っていませんか? 自宅にドラム式洗濯乾燥機がある方へ「雨の日こそタオルを洗ってほしい」と語るのは、メルマガ『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』の著者のひとりで、家電コンシェルジュの神原サリーさん。どうして雨の日こそタオル洗濯なのか、その利点を詳しく解説しています。
雨の日にはタオルを洗おう?
今回のメルマガのタイトルを見て「?」と思われた方も多いかもしれませんね。
今日も外は梅雨空ですが、こんな日こそ、フェイスタオル、バスタオルなどをまとめて洗うといいのです。
とは言っても、ドラム式洗濯乾燥機がご自宅にある場合なのですけれど。
なーんだ、うちは全自動洗濯機だから関係ないという方はごめんなさい。
でもね、ドラム式洗濯乾燥機をせっかく購入したのに、「電気代がかかるから、もったいない」「だって今日は晴れだから外に干したい」等々の理由で、洗濯機能だけ使って、乾燥まで使っていないご家庭が本当に多いのです。
なんてもったいない。
これこそ、宝の持ち腐れです。
ドラム式洗濯機はドラムが回転する際に、衣類が槽内を落下して「たたき洗い」をします。
縦型洗濯機(全自動洗濯機)では、洗濯槽の底面にある羽根のようなパルセーターが回転して、もみあらい、こすり洗いをするのですね。
最近で水を循環させて上から洗剤液を衣類に浸透させ、より洗浄力が発揮できるような仕組みが導入されています。
ということで、ドラム式洗濯機はたたき洗い方式のため、タオルなどの繊維がつぶれてしまい、洗濯だけして、そのまま外干し(部屋干し)すると、ごわごわした肌触りの悪い仕上がりになってしまうのです。