家電のプロが「自動製氷機なし」の冷蔵庫をススメる納得の理由

 

アトリエの冷蔵庫はアクア(ハイアールグループで旧三洋電機のDNAを受け継いでいます)のもので、ホワイトのモデルをブルーにカラーリングしていますが、真ん中の2段が冷凍室になっている4ドアの珍しいレイアウト。とても整理しやすいのです。後継機種として、ステンレスタイプのものが先日発売されています。

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 AQUA「AQR-S36F」

義母の家に送ったものは、2ドアで下のドアを開けると3段の引き出し式の冷凍室になっていて、何でも冷凍したい母にはぴったりのもの。特に引き出し式というのが、整理しやすさのポイントでした。ハイアールのヨーロッパタイプのデザインでしたが、今では同じものはなくなってしまっている様子。

ただ、幅をスリムにして洗練されたデザインにし、冷蔵室にワインラックまで備えたタイプが新しくラインアップに加わっています。300Lクラスなのに冷凍室が119Lなのですから、まとめ買い派やホームフリージング派にも本当に便利。

しかも冷蔵庫の幅が595mmなんですから。ちなみに日本の大手メーカーのはば685mmの500Lタイプでも冷凍室の大きさは94Lだったりしますから、冷蔵庫の容量が大きいからといって、決して冷凍室がたっぷりというわけではないんですね。

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 Haier「JR-XP1F34A」

友人が購入したのはシャープの271Lタイプのもののようですが、こちらも545mmとかなりスリムだし、容量自体は300Lを切るのに、冷凍室は102Lもあってやはり3段引出式(2ドアタイプ)なんですね。冷凍室が大きいものを買うには、大容量の大きな冷蔵庫にしないといけないと思っていたのに、いいのが見つかって本当によかったと言っていました(ちなみに彼女は料理好きの1人暮らしです)。

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 SHARP「SJ-PD27B」

子どもさんがいて、何でも氷を入れたがるなど、暮らしによっては常に氷がたくさん必要だというご家庭もあるかもしれませんが、あまり使っていないのにあるのが当たり前だと思っている自動製氷機能を見直す時期がきたのではないかと思います。昔は憧れだったかもしれませんが、その当時は数がすくなかったかもしれないコンビニがこんなに増えてきて、ロックアイスをすぐに買える時代になったのですものね。(神原 サリー)

image by: ハイアール公式HP「JR-XP1F34A」

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