子どもの好きな活動にからめて、やる気を引き出す工夫も可能です。どのように組み立てるかが難しいですが、うまく活用できると、効果は絶大です!
例1:カブトムシの世話
「先に買い物してから、宿題を済ませちゃおう。宿題が終わったら、一緒にカブトムシのお世話をしようね」
こんなふうに声をかけて腐葉土やグッズを買いに行きます。一緒に品物を選ぶことで子どもの活力を引き出しながら、いちばん楽しい作業をご褒美にしてしまう、という工夫です。
例2:お菓子作り
「クッキー作るよ~♪ 一緒にやる? じゃ、焼いている間に漢字練習してていいよ。26ページまで終わったら、おやつにしようね!」
手指を動かす作業も、子どもの集中力を高めるのに役立ちます。自分で作ったクッキーの美味しさは格別です。それがご褒美に待っていると思えば、宿題も捗るはず(^^)。
こうしたサポートは、子どもが無事に夏休みの宿題を終えられるためでもありますが、本当の目的は別にあります。より大切なのは、
・がんばり時に向けて、自分のコンディションを整える
・うまく気分転換して、ダラダラ気分から抜け出す
・自分のスイッチを入れて、やるべきことに取り組む