大人気のふるさと納税、そもそも自治体は「寄付金」を何に使ってる?

2017.09.20
by 松本すみ子
 

宇宙創成を解明する施設の建設

今回、私は並ぶ時間を取られたくないこともあり、涙を呑んで試食はパスした。すると、ある表示が目に留まった。

岩手県奥州市「宇宙創成を解明するILCで地方創成を!」

宇宙創成? ILC? 何のこと? ほかのブースとはずいぶん雰囲気が違う。

大人気のふるさと納税、そもそも自治体は「寄付金」を何に使ってる?

岩手県奥州市が掲げる表示

早速、ブースの担当者に聞いてみた。ILCとは「国際リニアコライダー」の頭文字。地下約100m、全長31~50㎞のトンネル内で電子と陽電子を光速に近い状況で衝突させると、ビッグバン直後に発生するのと同じような粒子が現れる。これらの粒子を測定して、宇宙や物質が生まれた謎を解明する計画のことだそうだ。

その施設を岩手県から宮城県を貫く北上山地の花こう岩の岩盤に作ろうというもの。2018年には国際機関から承認が下りる予定で、その場所が岩手の奥州市や一関市から宮城の気仙沼までの一直線ということだった。

なんと壮大で夢のある計画!東日本大震災の復興にも寄与することになるのだろう。今のところ、このプログラムへの寄付というわけではないが、今後、考えていくとか。会場に来ている子供たちにももっと知ってもらいたいと思ったのは、私だけではないだろう。

print
いま読まれてます

記事提供:ジモトのココロ(ジモココ)

  • 大人気のふるさと納税、そもそも自治体は「寄付金」を何に使ってる?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け