世界遺産といえば、神社にお寺にお城に自然…それだけしかないと思っていませんか? 実は世界遺産にもいろいろな種類があるんです。今回はそんな雑学クイズを、身近な疑問研究家・星田直彦さんのメルマガ「社会人の雑学――★雑木話★(ぞうきばなし)」から、ご紹介します。気になる答えをチェックして、明日の話題にストックしましょう!
この世界遺産はどこでしょう?
私の住む大和郡山市にある自宅からは、法隆寺や薬師寺など車で20分県内にたくさんの世界遺産があります。
今回は、世界遺産を紹介します。
上の写真を見ておわかりのように、これは社寺の施設ではありません。でも、日本にある世界遺産です。
どこにある何でしょう?
では、ヒントを。
・世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合資産……の種類があるのですが、これは文化遺産。
・2015年に、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として登録されています。
・静岡県の伊豆の国市にあります。
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正解は、
韮山反射炉です。
日本に現存する近世の反射炉は、たったの2つ。あと一つは、萩反射炉。こちらも世界遺産に指定されています。
「反射」+「炉」という意味がわからなかった。「炉」にもいくつかのタイプがあって、「反射炉」はその一つ。
私は、金属を溶かすときには、金属を直接熱するものとばかり思っていたが、反射炉では熱を発生させるところと精錬を行うところが別々。そういうことだったんだとびっくりした。
ここでは、大砲を製造していたようだ。