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【株ギャル】株取引にかかる面倒な税金の手続きも、“あること”をすれば解消できる

これから株式投資を始めたいという人にとっては、投資の世界の言葉は難しく感じるもの。投資のニュースでよく聞く注目ワードや、人に聞くのはちょっと恥ずかしいビギナーならではの疑問を、投資に興味を抱く亜莉栖ちゃんが投資のベテラン・バフェットじいにアレコレ質問しながら、株の世界をわかりやすく解説していきます。

バフェットじい
投資のことならなんでもござれの好々爺。

 

 

亜莉栖ちゃん
株に興味しんしんの女子高生。せっかちな性格で先走り気味の天然娘。

 

 


株取引には税金が20%もかかる!

NISAが今年は話題になったわね~。ところで、NISAは税金を払わなくていい制度だけど、NISAを使わないと、税金ってどうなるの?

 

いいところに目を付けたの!そろそろ年末だから税金は気になるところじゃからな。株は「利益を得たとき」と「企業から配当を得たとき」に税金がかかるんじゃ。

 

どのくらいかかるの?消費税と同じくらい?

 

いやいや、そんなもんじゃないぞ。なんとどちらも20%もかかるんじゃよ!

 

え~~!そんなにかかるんだ。100万円儲けたら20万円か……消費増税とか目じゃないね。

 

ホントもう少し安くなってもいいもんじゃな。

 

ってことは、手続きとか大変そうだね。

 

それがそんなことはないんじゃよ。口座を開くときに「あること」をしておけば、勝手に税金を引いてくれるんじゃ。

 

なにその「あること」って!教えて教えて~。

 

それは、源泉徴収ありの「特定口座」というもので口座を開くんじゃよ。

 

むむむむ、源泉ってかけ”ながし”ってこと?

 

そうそう、芯まで身体があったまる……って、それは温泉じゃ!! 源泉とは利益が出たとき、かかる税金を先に引いてくれるサービスのことなんじゃ。

 

つまり税金のことを考えなくていいってことね。

 

そういうことじゃ。そして年間の売買の集計は証券会社が行って、口座開設者に年間取引報告書を送付してくれるんじゃよ。

 

至れり尽くせりね。特定口座にしなかったら全部自分で計算しなきゃいけないと思うと、手数料が高いのもしょうがなく感じてくるわ。

 

そして年始に控える確定申告も気にする必要もないから、これから株を始めるなら「特定口座(源泉徴収あり)」がオススメじゃな。

 

口座を開設する時には「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぼう!

年始に控える確定申告。会社勤めの方は無縁なものとお考えかもしれませんが、株取引を始めたら行わなくてはいけません。

しかし、これから株取引を始める方は、口座開設の時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば、確定申告の面倒はありません。

ただし、注意すべきポイントも。
会社勤めの人の場合、副業の年間利益(株も合わせて)が20万円以下の時、基本的にその20万円に対しては、課税されない制度があります。

しかし「特定口座(源泉徴収あり)」の場合は、たとえ株取引での利益が20万円以下の場合でも、自動的に引き落とされるため、払う必要の無い税金を払うことになってしまいます。

1年間で副業の利益が20万円を超えないという方は、「特定口座(源泉徴収なし)」で口座を開設し、煩わしさは増えてしまいますが、利益が20万円を超えた場合のみ確定申告をするという方がいいかもしれません。

 

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