日本統治時代に造られた温泉旅館で、今も営業しているところもいくつかあります。陽明山の「国際大旅館」、日本統治時代に警察官の保養所として作られた紅葉温泉、同じく警察官の保養所だった「泰安警光山荘」、北投温泉にある公衆浴場「瀧乃湯温泉」などです。これらは、老朽化していますが現役で頑張ってくれています。
紅葉温泉
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瀧乃湯温泉
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こうした温浴施設には、日本語での看板がよく見かけられます。それだけ日本人観光客が多いのでしょう。台湾の温泉は、日本の温泉文化から学びつつ独自の発展を遂げ、世界の温泉愛好家を魅了しています。寒くなってきた今こそ、台湾の温泉文化を味わってみませんか。
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