中小企業は何を学ぶべきか?
このセブン・アスクルの宅配サービス開始に中小企業は何を学ぶべきでしょうか?
まず、美味しい市場を発見したら、そこに自社だけが提供できる独自価値を、いかに「スピード」を持って当てていくか、ということがあります。
伸びている市場ということは需要の規模も大きいため、収益を上げることもできますが、同時に多くの企業も参入してきます。先行することができれば、認知度と想起率が上がり、カテゴリートップになることができ、以降の戦いを楽にすることができます。そのために、実践まで含めたスピードが重要です。
「配送がタイムリーではない」という「顧客の抱える潜在的なニーズ」を解決したことも参考にしたいところです。
顧客の問題解決やニーズを充足することが、当たり前ですが顧客価値につながります。その点も、スピード持って実施することで、既存顧客へのサービスの充実にも繋がってきます。
ビジネスは適者生存です。市場の変化にいち早く対応し、顧客の期待を超える価値を提供することが市場での優位性を維持することにつながるのです。
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