5. Model Xは完成度の高い車であること
片道1200マイルの長距離ドライブは、自動車にとっては結構なストレスですが、Model Xは難なくこなしました。やわな車で長距離ドライブをすると、変な匂いや音がしますが、そんなことは一切なく、電気自動車らしい静かなドライブでした。ドライバーのシートも程よい硬さで、長時間ドライブでも腰が痛くなうようなことはありませんでした。
あえて欠点と言えば、助手席のシートが「寝にくいデザイン」である点で、二人で交代しながら長距離ドライブをする場合に、少し不便でした。
6. 妻を連れては長距離ドライブをするべきではないこと
これは個人的な話ですが、今回の長距離ドライブは、私の妻にとっては「とても不愉快なもの」だったようです。「一分一秒でも早く目的地に着きたいのに2時間に一度、強制的に休憩させられる」のは不便だったし、時速75マイルを超えて走ると燃費が悪くなるため速度を抑えたり、次の充電ステーションまで電池を持たせるために暖房を切ったりなどと「電池の残量を気にしながら走る」ことは不愉快だったようです。
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