日馬富士事件、法律より強い「横綱の正義」なんてあるのだろうか

 

つまり、日馬富士がとるべきだった行動は、

  1. 自分が正義と思って殴った(過失)ことに対して、殴った現場で直ちに貴の岩に謝ること
  2. 傷の手当てをすること(救急車を呼ぶなど)
  3. 警察に自首すること
  4. 相撲協会に横綱と相撲取りの身分の進退についてお伺いを立てること(自らは引退できない)

の4つでした。

やってしまった行為もそれ自体が許されることではありませんが、その後の言動が大人としての責任感が感じられず、まったく見当外れであることはハッキリしています。特に救急車を呼ばなかったこと(殴り逃げ)、自首しなかったこと、は大人としてやるべきことをしなかったということで、情状酌量の余地は無いと思います。

白鵬も礼儀礼節を教えた」と言っていますが、これが礼儀・礼節というものなのでしょうか?

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中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

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