そして、今。自分自身が社会問題を提起する立場になり、いかに社会問題が「自分の足下の問題」であるかを痛感しています。
貧困問題、子どもの問題、高齢者問題、健康問題、教育問題、労働問題……etc etc。
日々報じられるいくつもの社会問題は、何一つ「自分に関係ない問題」は存在しません。
マクロをミクロにすれば、自分の問題になるし、海外の問題もやがて海を渡り、自分の問題になる。
その一方で、「自分とは関係ない」と興味を示さない人たちの多さに、途方に暮れるのです。
無知であることほど、罪なことはありません。
無知であるが故に、人を傷つけ、刃となる言葉を平気で吐く。
そして、何か問題が起き、そこに憎むべき対象があると、うすっぺらな正義を振りかざし、“場外”から石を投げるーーー。
なんだか話しがちょっとばかり広がってきてしまいましたが、小さなことでも問題提起していきたいと、今回改めて思いましたし、そのときにはこれまでもそうだったように、「そもそも(=過去)」を振り返りつつ、考えて行こうと思います。
今回の旧優生保護法を振り返ることは、LGBT、障害者など、「今ある問題」につながる大切な事だと思います。
みなさんのご意見もお聞かせいただきたく。
どうぞよろしくお願いいたします。
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※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年1月31日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年1月31日号)より一部抜粋