(2)いつからインターンを始める?
閉会式でスピーチをしたのはローレン・バーガーさん(Lauren Berger)。
ローレンさんは、学生向けのインターンシップ情報を掲載するポータルサイト「InternQueen.com」の創業者。
日本ではまだまだインターンシップはメジャーではないので、あまりピンとこないという方も多いと思うが、インターンシップはアメリカでは当たり前。
学生のうちから仕事の実績や経験を積み、就職に活かすのが目的だ。
企業側にとっても雇用する前にその学生について知ることができるので採用の参考になる。
しかも、アメリカではインターンシップは必ず”やらないといけない”ものでもある。
インターンシップをしないと大学の単位を取得できないということも珍しくなく、大学の学年によって申し込みできるインターンシップも違うのである。
学校の必修科目を受けないと申し込めない業種や職種もあるため、大学1年生では申し込みすらできないものも多い。
ちなみに、ここ近年では、大学3~4年になってからインターンを開始するのは遅いくらいになってきていて、1年生からインターンをする人が増加。競争も激しくなってきている。
上述のInternQueen.comの創業者のローレンさんは、彼女がInternQueen.comを立ち上げることになったきっかけにもなった、大学生時代のインターン経験について話をした。
これからインターンを探す学生に向けたものだが、長年、社会人として働く人にとっても非常に勉強になるし、改めて「チャンスを掴む方法」は何なのかを考えさせる内容となっている。