日没後、西側が見渡せるところで探しましょう。3月16日の日の入りの時刻は、東京で17時49分、仙台は17時44分、福岡で18時27分。みなさんのお住まいのあたりでおおよその検討をつけて、そこから30分から1時間ぐらいが見頃です。
ビルや建物があると難しいので、できるだけ見渡せるところへ。
まず一際明るく輝く金星を探しましょう。まだ日没後しばらくですと、空は明るいですが、金星はすぐに見つかるでしょう。その少し右上あたりに、目をこらすと星が見つかると思います。それが水星です。小型の双眼鏡を使えば(あまり倍率が高くないもの)、金星と水星が同時に視野に入るぐらいです。
これから数日、水星は少しずつ高度を下げていきますが、金星はどんどん高くなっていきます。20日前後は、ほぼ同じ高さで並んで見えることでしょう。あとはだんだん見にくくなります。
水星を見るチャンスはなかなか少ないですから、ぜひこの機会に!
私も見たい、見たいと思いながらも、水星が見える時間帯は授業中で抜けられません…。空いている時には空が曇っていたりして…。
まだまだ数日間のチャンスがありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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