スパイ暗殺未遂事件が引き金?漂い始めた欧米 vs ロシア冷戦の気配

 

米独仏は、イギリスの見解を支持

この件、イギリス、ロシア以外の国は、どう反応しているのでしょうか? まず、アメリカ。先日解任されたティラーソンさん

レックス・ティラーソン米国務長官は英国の見解を支持し、ロシアが関与している可能性が高いとコメントした。「われわれは、この犯罪の首謀者と実行者が適切な厳罰に向き合うべきだということで一致した」、「米国は英国と共にあり、引き続き緊密に対策を練っていく」と国務長官は話した。
(同上)

「プーチンの親友」といわれるティラーソンさんですが、さすがにロシアの肩をもつことはできなかったのでしょう。「親プーチン」として知られるトランプさんも、「ロシアがやったのだろう」と語っています。

トランプ大統領:英国の元スパイ襲撃事件、ロシアが背後にいる公算大

ブルームバーグ 3/13(火)23:17配信

 

トランプ米大統領はロシア人元スパイが英国で襲撃された事件について、ロシア政府が背後にいる公算が大きいとの見方を示した。事件はプーチン政権と西側諸国との関係をいっそう緊張させる可能性がある。トランプ氏は13日朝にホワイトハウスから移動する際、これまでに明らかになった証拠に基づくと事件の責任は「ロシアにあるように思われる」と発言した。 

フランスは?

メイ首相の報道官によると、首相は12日にエマニュエル・マクロン仏大統領と会談し、「ロシアの広範囲にわたる攻撃的な態度について協議し、引き続き同盟国が一丸となりこれを追及していくこのが重要との見解で一致した」という。
(BBC 3月13日)

反ロシア、「英仏同盟」ですね。

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