楽天が噛み付いた「ケータイ2年縛り」見直しは墓穴を掘っている

 

楽天が総務省の検討会であれだけ騒いだのだから、MNOとして参入する際には、当然、楽天モバイル同様に音声SIMは最低利用期間12か月データSIMであれば最低利用期間は0か月契約自動更新はなく契約解除料も0円でなければならないだろう。

2019年10月に楽天はMNOとしてサービスを開始するが、ネットワーク品質において他キャリアに比べて圧倒的に脆弱な状態になるだろう。「試しに楽天を契約したら、ネットワーク品質が悪いので、すぐに解約する」というユーザーが増えてもおかしくない。また、MVNOのころは、先行投資などを気にする必要がないからこそ、最低利用期間も短く、契約解除料が0円でも問題ないが、新規参入となれば、設備投資も計画的に行っていかなくてならない

今回、楽天の発言によって、MNOの2年縛りが是正されそうだが、この施策で一番首を絞めしっぺ返しを食らうことになるのは、MVNOからMNOになる楽天自身であるということに、楽天は気がついているのだろうか。

 

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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