戦争への道
一方、シリア懲罰攻撃後、中東がより一層恐ろしいことになっている。イスラエルがシリア領にあるイラン軍基地の防空ミサイルを空爆し始めている。米国は米軍の撤退の後、サウジとイスラエルが中心にイラン対抗の軍事体制を築こうとしているが、この構築前に、シリア内戦の延長上で、イスラエルとイランの対決が起こる可能率も高くなっている。
特に米国がイラン合意を破棄して、その直後にイスラエル軍がイランの原子力発電所、核施設などを攻撃するのではないかとの憶測が出ている。そして、この憶測カードを使って、北朝鮮に核施設放棄をポンペオCIA長官は交渉したようなのである。
イスラエル軍のパイロットは多くが米軍パイロットでもあるので、今までもイラク原子力発電所攻撃、19年前のシリアの核施設攻撃などの実績もあり、北朝鮮が支援したシリア核施設を金正恩委員長も知っているので、効果が高いようだ。
トランプ大統領は、中東戦争に向けて、サウジやイスラエルなどを嗾(けしか)けている。キリスト教福音派が希望する中東での大戦争に向けて、着々と準備が整い始めている。核戦争になる可能性が高いが、聖戦と米国福音派、イスラエル、そしてイランも思っているのが、厳しいところである。
ということで、米中貿易戦争か米国バブル崩壊による世界経済の崩壊危機と中東での戦争の準備がどんどん整い始めている。
さあ、どうなりますか?
image by: 安倍晋三 - Home | Facebook