山口メンバーも?セクハラは「心が読めない」事で起こる―米研究

 

概念よりも、行動で

強いて心理学的に対策を考えるなら、とにかく「行動へのフィードバックを与えることです。「人の心を読めるようになれ!」とか「相手がイヤがることをするな!」とか、ましてや「セクハラをやめよう!」という「理解しづらいアバウトな言い方」ではなく、たとえば相手の発言にたいして、「その言い方はイヤなのでやめてもらえますか?など明確に発言・行動を注意することです。

もちろん直接言いづらいなら、注意できる立場の人に相談してもいいかもしれ
ません(重ねて男女ともに起こし得る問題なので、誰でも注意しておきましょう)。

また「言いづらい」という方は、相手の発言をそのまま繰り返すのも手。「恋人いるの?」なら、「『恋人いるの?ですか…」など言えば、鏡のように自分の発言を繰り返されることで、ちょっとだけ「あ、そんなこと言ったんだな」と意識させる働きもあります。覚えておきましょう。

何にせよ重要なのは、「セクハラをするのはダメだ!」で終わらせてしまうのではなく、「それは生まれつきのものが関わる可能性もあるということを知りその上で対策を考えてみること

重ねてセクハラは男女問わず起こりえる問題ですし、くわえてこれは、あらゆる「ハラスメント」についても言える可能性があるので、覚えておくといいかもしれません。

今回のまとめ

  • セクハラは「心が読めない」ことで起こる。
  • よって大切なのは「行動」そのもので注意すること。

ちなみに自分自身、この知識を知って、「そうか、心が読めないというのは、あまり良くないことなんだな」と思い、それから人の心を見抜く系の知識をたくさん学びました。そしてとにかく相手を観察し、ある程度、感じていることを読めるようになりました。

あるとき、話していた人がモジモジしていたので、こう言いました。

「もしかして、トイレ行きたいですか?」

結果的に正解でしたが、微妙な空気になりました。読み過ぎるのもそれはそれで問題だと感じつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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