イオンもヨーカ堂も赤字低迷。何が総合スーパーを殺したのか?

 

苦境が続く総合スーパー。もちろん、各社は手をこまねいているわけではありません。イオンリテールは2020年をめどに、総合スーパーで販売する商品分野ごとに専門会社を設立し、専門性を高めて成長を図る考えです。また、総合スーパーを補完・代替するための業態店の展開も強化しており、高齢化や人口の都心回帰に対応する形で、市街地の徒歩で行ける場所に小型食品スーパー「まいばすけっと」や「アコレ」の出店を推し進めています。総合スーパーでは対応できない層の取り込みを図る考えです。

まいばすけっとは一般的なコンビニエンスストアと同程度の広さの店舗にスーパーの品ぞろえを凝縮させています。東京と神奈川に集中出店しており、18年2月末時点で約680店を展開しています。1年前から約40店増えました。近年店舗網を拡大している状況です。アコレコンビニの倍程度の広さの店舗でスーパーの品ぞろえを展開しています。東京と千葉、埼玉に集中出店しており、18年2月末時点で約120店を展開しています。

ユニーは総合ディスカウントストアのドン・キホーテと連携し、傘下の総合スーパー「アピタ」及び「ピアゴ」をドンキの手法を取り入れた新業態「MEGAドン・キホーテ UNY」への転換を進め、立て直しを図っています。また、ユニー親会社のユニー・ファミリーマートHDは小型食品スーパー「miniピアゴ」を展開し、都市部の需要の取り込みを進めています。東京と神奈川に集中出店し、18年2月末時点で約80店を展開しています。

総合スーパー各社は立て直しに躍起です。はたして総合スーパーは立ち直るのか。それとも、他の業態に取って代わられてしまうのか。今後の展開に注目が集まります。

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【著者】 佐藤昌司 【発行周期】 ほぼ日刊

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