こうした感覚が身につくと人生が変わっていきます。
多くの人は「本能と他人思考」で生きていますから、たとえ目標を持っていていも、優先順位が本能案件(例えば食欲、性欲、睡眠欲など)に負けてしまう事が多いでしょう。
しかし「時間は物と同じように存在する」という感覚が身に着くと、今度は「思考と自己責任」で生きられるようになります。危機感を感じて思考が動き始めますから、本能に打ち勝とうと大脳新皮質が意識的に動き出します。
例えば朝、眠気を振り払って勉強机に向かうとか、だるい身体を起こして運動を始めるなど、行動に瞬間的な違いが出て来るようになります。こうした変化が起こると、どんどん自分の理想の人生に向かう行動を意識的に選択出来るようになるんですね。
これは他人から見ればほんの小さな違いです。しかしこの違いが長期的には他者との圧倒的な違いを生みます。
実際、私は見た目には普通の人間ですが、他人から見ると何故か仕事で結果が出るし、運も良いように思われる(言われる)事が多いんです。それはこうした微妙な違いが根拠でして、これを続けることで長期的に見ると自分の立ち位置が他人と圧倒的に変わる事を経験則で知っています。
というわけで、あなたもこの「時間は物と同じように存在する」感覚を感じられるようになる為に、何か決め事を作って始めてみましょう。その行為自体が、富と成功を得る為の最初のプロセスでもあるわけです。
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