世界経済危機は、起こるのでしょうか? 可能性は、日々高まっています。以前も紹介しましたが、ノーベル賞学学者のクルーグマンさんは、いいます。
「トランプ大統領が貿易戦争に向かって行進する中、私は市場の慢心に驚いている」と、クルーグマン教授はツイッターに投稿。「トランプ氏が行くところまで行って、世界経済を壊すのかは分からない。しかし、相当な可能性があるのは確かだ。50%? 30%?」と続けた。
(ブルームバーグ6月20日)
これ、6月の発言です。第3弾発動後、クルーグマンさんは、どんな発言をされるのか注目です。そして、IMFも、
世界経済に「深刻な打撃」=米の対中制裁憂慮─IMF
9/21(金)0:35配信
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のライス報道官は20日の記者会見で、トランプ米政権が発動を表明した対中制裁関税の第3弾が及ぼす影響について、米中両国にとどまらず世界経済に「非常に大きな打撃をもたらす恐れがある」と強い懸念を表明した。
「世界経済に非常に大きな打撃をもたらす恐れがある」そうです。現在の状況を一言でいえば、「大雨注意報が出された」ということでしょう。この時点で、「ホントに降るのですか? 降らないのですか?」と、答えのでない質問をするのは、愚かです。「大雨注意報が出ている。少なくとも傘をもってでかけよう」というのが正しい態度でしょう。
世界的経済危機に備えましょう。どう備えるかは、人それぞれなので、「みんなこれをしましょう」とはいえませんが。たとえば新規の借金は、やめておいたほうがいいかもしれません。大雨のときは、家にいるのが一番ですね。
攻めより守り。意識的に余裕をつくっておきましょう。
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