「スタッフが育ったら次の事業展開へ」ということでは後手後手で戦略もへったくれもありません。次の展開を視野に入れているのであれば、その準備をスタッフに任せるというくらいで計画し実行しなければスタッフは育たないし次の展開も何もありません。あるいは次の展開の為にいついつまでにどのような人材が必要か?外部から招聘することも必要なのか?新たに人材募集しなければならないのか?ということも同時に考えておかなければなりません。
「貯金が出来たら起業します」では、おそらく何年経っても起業できません。いつまでにいくら必要で、そのために現在から何を準備しなければならないのか? お金以外に必要な準備はなにか?貯金が出来るまでにやることはたくさんあるはずです。そのことを今から実行していかないと起業なんて無理です。
「上司がYesでなければ“こと”を進められない」というようでは、いつまで経っても二流のビジネスマンです。上司がYesと納得するために企画を練り直し、いつでもプレゼンできるように準備しておくのが一流のビジネスマンです。上司のYesが無いと動けないというのは、ただ、準備を怠っているのです。
「時間に余裕が出来たら取り組みます」という人は時間に余裕が出来て取り組んでも、たいした成果を挙げることは出来ません。出来る人は、時間に余裕が無くても取り組む時間を作り出します。忙しいときほどこなしていくのが出来る人で、結果がどうであれ取り組む姿勢により信頼も信用も厚くなり、どんどん大きな仕事を任される存在になっていきます。時間の工夫は誰でもスグにできるものです。
こうしたことを書き出したらキリがありませんが、要は、出来ないことへの言い訳は誰にでもどのような場面でも起こりうるということです。そうした場面に直面したときに言い訳せずに次の行動が取れるか?そのための準備がいつも出来ているか?ということが重要です。
とはいっても「タイミングもあるし…」なんてことを言いたくなる人もいるかも知れませんが、タイミングは常に準備をできているからこそであって、「そのときがきたら」では遅いのです。どんな場面でも言い訳せずに常に対応できる準備は日ごろからできていますか?
■今日のまとめ
「日々準備しているからチャンスがある」
- ○○があればやります、○○がないとできません、など言い訳しない為には常日頃からどういう意識や準備が必要か? ノートに書き出す
- 社内でも話し合う
- 話し合ったことを社内で徹底するにはどんな工夫が できるか? ノートに書き出す
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