もうひとつのパターンは、式は正しく立てられたのに、計算が出来ない人です。
算数の文章題って二つの関門があるわけですよ。ひとつが問題となる文章を読んで、
● どんな式を立てたら正しい答えが出て来るのかを考える部分
と、
● 立てた式を解いて、答えを求める部分
です。前者が出来ても後者でつまらない計算ミスをしたら、正しい答えに辿り着かないわけですよね。人生に於いてこの部分は、具体的に行動して結果を出すということです。
いくら式がエレガントで、正しくても、3日坊主で止めちゃいましたとか、時間が無いのでやってませんだと、現実化には至らないわけですよ。
これね、サラリーマンの人に意外に多いんですよ。特に今、バリバリと働いている人が、
- キャリアチェンジをしたい とか
- 独立をしたい とか
- 副業を始めたい とか
- 新たなスキルを身に付けたい
と考えた場合、最大のネックは、それをやる時間がないことだったりするんです。毎日会社で終電近くまで働いていたら、そんなことする時間がありませんから。それならニートや引きこもりで時間がたくさんある人の方が、人生を激変させやすかったりします。
上手く行かないんです、と嘆く人はたくさんいるんですが、このどちらに問題があるのかを理解している人って案外少ないんです。
特に式を立てる能力が具わっていない人は、自覚が無い上に、その間違った式で計算を始めたりしますから。これってドツボにハマる典型例ですからね。
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