NY在住の医学博士・しんコロさんが発行するメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』では、メルマガ読者からの質問を随時募集中。今回は、「つらいときでもメンタルを保つ方法を知りたい」という相談が寄せられ、しんコロさんは自分自身も実践し効果を確認している5つの方法を推奨しています。
メンタルコントロールに効果的な方法とは?
Q. しんコロさんが考える、つらいときでもメンタルを保つ方法は?
しんコロさんの回答
本当に辛い時はメンタルを保つことはほとんどできないと僕は思っています。ただし、メンタルを保てない状態を長引かせてしまうのかどうかに関しては、ある程度コントロールができるのではないかと思います。
メンタルが落ちている時に最低限大切なことは、「飲酒しない、運動をする、朝日を浴びる、家族・友人・カウンセラーなどに相談する、睡眠の質を上げる」の5つです。
僕自身、メンタルが参った時はこの5つを実践しました。特に、運動は非常に効果的です。運動をするとセロトニンやエンドルフィンが増え、心が落ち着いてやる気が湧き、不安やうつ状態が改善されます。
一方、一旦うつ状態になってしまうと体が動かなくなってしまうので、運動をすること自体が非常に大変になります。したがって、メンタルが落ちたときにその状態を長引かせずに積極的に運動をするということが大切です。
もちろん、うつと診断されても運動は非常に効果があることは精神医学でも良く知られています。朝日を浴びながら30分の散歩をするだけでも効果はあるので、試してみる価値があります。
他にもスピリチュアルな側面から不安を取り除く方法などもありますが、運動は比較的行いやすい対処法なので取り入れていただきたいと思います。
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