斬り捨て御免。できる社員は知っている「優先順位」の本当の意味

 

つまり優先順位を付けられない人というのは、切り捨てることが出来ない人なんです。退路を断つことが出来ない人なんです。これは今日は出来ないって言えない人なんです。

これは決して優しい人でも、優秀な人でもありませんからね。タダの優柔不断なだけですから。

そもそも優秀な人というのは、最初から選択肢を絞り込んでいてまな板の上に5つも並ぶことはないんです。たいていは2つ、せいぜい3つがまな板に載っていて、そこから今やるべきことをひとつ選ぶんですから。

つまり優先順位を付けるためには、普段から切り捨てる対象を明確にしておくということが大事なんです。何でもかんでもと拾い上げるから、選択肢が増えてしまって余計に迷うわけですよ。最初から、

 ● AかBのどっち?

と訊かれたら選びやすいし、正しい判断も出来るでしょ。だって確率的に50%なんですから。それが、

 ■ AからZまでありますがどれが一番ですか?

みたいになっているから、確率的にも5%以下になってしまって、一番では無いものを選んでしまうんです。

ですからまずは、ジャンジャン切り捨てることを考えるということが大事になるんですよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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