なぜ精神科医は、「成功のためにはドトールに行け!」と言うのか

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人生で何事かを成し遂げようとするとき、あなたならどこから足がかりを作りますか。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、成功の秘訣は「一度決めたことは最後までやり通す」ことにあるとし、コーヒーを飲むといった日常的な行動から初志貫徹の習慣を身につけるべしと提唱しています。

成功のためにはドトールに行け!

ズバリ言いましょう。

成功のために重要なのは、たとえばドトールに行こうとして10歩進んだところで「やっぱりスタバにしようか」と思っても、「一度ドトールに行こうとしたんだからとりあえずドトールまで行こうと思うことです。

分かりやすく言い換えるなら、こういうことです。

たとえば「マンガ家になろうと思う人は世の中にたくさんいます。しかしたいていの人が、一本のマンガすら書き上げることもなく、「でもマンガを書くのって面倒くさいな…。やっぱり小説家かな…。いやでも、普通にサラリーマンになった方が…」なんてグダグダ考えて結局ムダに時間ばかり過ぎていきます

まさに「ドトールに行こうとしたのに『やっぱりスタバの方が良かったかな?』なんて迷う」のとまったく変わりありません。こういう人は、今度はスタバに向かう途中で「あぁでもタリーズの方が…いやエクセルシオールが…なんてさらに迷い始めます

でも実際「大差ない」のです。どれも似たようなものです。

自分はそれぞれのコーヒーをまったく同じカップに入れて出されても、一切、区別がつかない自信があります。値段に差はありますが雰囲気代です。スタバはオシャレさが売りですが、コーヒーはドトールと大差ありません。

一度、カラになったスタバのカップに、ドトールのコーヒーを入れて同僚の人に飲ませてみたことがあるのですが「やっぱりスタバはおいしい」と絶賛してましたので人間の味覚ってこんなものだと思います。

………いや、ものすごく話がズレました。本題はここではなくて。

とにかく「どのコーヒーショップであろうが、一度どこかに行くと決めたのなら、まずはその店につくまでは突き進んでみろ」という話です。コーヒーショップの味は大差ないのですが、それでも一つの店にまず「行きたい」と思ったのなら、その店にはあなたを引きつける何かがあるのだと思います。これは本当に重要です。

であれば、まずはそこまでたどりつくこと。そしてそこで一杯コーヒーを飲んで「あぁ、思った店に来て、ちゃんと飲めた」という感想と達成感を得ることです。

その上で「やっぱりスタバが好き」と思えば、今度はスタバに行けばいいだけのことです。「行く途中で迷って、最初にドトールと思ったのにドトールを想像だけで終わらせて別の道に行こうとしてダラダラ時間を過ごすな」という話です。

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