ボディメイクのプロが「本格トレーニング開始は2月」を推奨する訳

 

この時期には別の意味において最も気を付けなくてはいけないのがインフルエンザです。予防接種は毎年していますが、手洗い、うがい、マスクは欠かさないようにしています。 少しでも体調がすぐれない時は、ビタミンの点滴(主にビタミンC+B1←俗にいうニンニク注射)をして、サウナに入って大量の水を飲んで、グルタミン(10g)とエキストラアミノアシッド(8粒)を飲んで、いつもよりも1時間以上早寝をするという必勝パターンで確実に回復させています。

その後、3月の中旬くらいから毎年クレアチンをスタートさせます。ローディングが終わってしばらくメンテナンスをして4月を迎えるというイメージでのスタートです。この頃から体重も数kg増えて、怪我さえなければ挙上重量もグッと伸びていくのでトレーニングが楽しくなってくる時期でもあります。こんな感じでクレアチンは9月頃まで継続していきます。

私にとっての意外な難敵は花粉症ですので、2月の初旬くらいから早めに花粉症の薬を飲むようにしています。以前はなるべく薬は飲まないようにと、花粉症が発症してからガマンにガマンを重ねてから飲んでいたのですが、アレルギーに関しては発症前と後では効果が随分と異なることが分かり、今ではこの薬だけは先手を打って飲むようにしています。

花粉もおさまり気候もよくなってくるゴールデンウィークくらいからが、トレ強度のピークといった感じになるかもしれません。これはあくまでも私のトレーニングのパターンですから、必ずしも理想的というわけではありません。私の場合は年間300回(昨年は329回)のワークアウトを実践していこうという目標を毎年もっているので、足元の1回1回の充実度と同時に年間を通じていかに高止まりさせていくかを意識しています。

そのためには常に全力投球という発想よりも、年間を通じての全力投球という発想がより重要となってくるので、様々な要因を想定したうえで自分なりの1年を通しての流れをイメージしていくといいと思います。1月に手を抜きなさいという意味ではありませんが、1年というスパンを前提にトレーニングを考えた時には、1月を1年の助走期間として扱うことも試してみる価値があるでしょう。何よりもグッと気が楽になります。

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桑原塾塾長 桑原弘樹は、国内大手食品メーカーでサプリメント事業を立ち上げ、全商品の企画開発に携わる一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部PDAなどの立場で、国内外問わず多くのトップアスリートに直にコンディショニング指導を行ってきた。サプリメントは作るだけにとどまらず、「日本で一番使っているのでは」と豪語するほどのユーザーでもあり、年間300回のワークアウトも欠かさない。サプリメントやダイエットなどの分野で、多くの情報が散乱する昨今。サプリメントを作り、自ら試し、活用法を指導してきた、桑原塾長が、本物で価値あるボディメイク情報を提供すべく、スクランブル発進する!!!

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