東女優の市原悦子(本名、塩見悦子しおみ・えつこ)さんが12日、心不全のため都内の病院で亡くなったと、各メディアが報じた。82歳だった。所属事務所のワンダー・プロダクションHPによると、通夜は17日午後6時、葬儀・告別式は18日午前11時、東京都港区南青山の青山葬儀所で。葬儀委員長は事務所社長の熊野勝弘氏。
市原さんは、昭和11年(1936)、千葉県出身。昭和32(1957)年に俳優座養成所を卒業し、俳優座に入団した。昭和58年(1983)
にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「家政婦は見た!」シリーズでは、25年にわたって主演を務めた。
また、TBS系アニメ「まんが日本昔ばなし」では、俳優の常田富士男さんとコンビで長年にわたって声優・ナレーターを務め、その声に慣れ親しんだ世代も多かった。
市原さんは2018年12月に体調不良を訴え、盲腸と診断されて入院。いったん退院したが今月に入って再入院していたという。
TwitterなどのSNS上では現在、映画「君の名は。」の新海誠監督など、市原さんの死を悼む声が数多く投稿されている。(随時更新)
Twitterの反応
日本昔話、牛池が好きなんだけど市原悦子さんのナレーションがよりあのお話の物悲しさを引き立てていてめちゃくちゃ好きなんだ
— 鶏肉ちゃんたまりあ (@sepitaros) 2019年1月13日
市原悦子さんが、お亡くなりに…
昨日、盲腸で入院してるとは
聞いたけど…いきなり過ぎる…
お悔やみ申し上げます…— 風雲丸 (@kusuguri) 2019年1月13日
https://t.co/KzDJZYuspz
テレビドラマ「家政婦は見た!」の主演や「まんが日本昔ばなし」の語りなど、幅広い役柄で親しまれた俳優の市原悦子さん(いちはら・えつこ=本名塩見悦子〈しおみ・えつこ〉)さんが12日、死去した。82歳だった。(池) pic.twitter.com/3qgSVkYutR— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2019年1月13日
市原悦子さん、敢えて言いますが怪物をリアルに演じられる数少ない女優さんだったと思う。「日本昔ばなし」や2時間ドラマの、ふわふわした不思議なおばさんか本領ではない。もっと市原悦子さんの過剰に狂った芝居が見たかった。本人も犯罪者の方が演じたいと言っていたし。
— 佐々木浩久 (@hirobay1998) 2019年1月13日
市原悦子さんがご逝去
ドラマ、ナレーションなど幅広くご活躍され、数々の名シーンをこの世に送り出して下さいました。ご家族、関係者の方々に神さまの慰めがありますように
その事実をあらゆる面において、また至る所で認めて、私たちは心から感謝しております。使徒24:3
https://t.co/9NxFrIIxc5— 上馬キリスト教会 (@kamiumach) 2019年1月13日
市原悦子さんのご訃報、信じがたく、とても残念です。僕は『まんが日本昔ばなし』で育ちました。『君の名は。』の収録で初めて市原さんにお会いした瞬間、初めてセリフをいただけた時の感動、披露試写であたたかいお言葉を頂いた時、すべてつい昨日のようです。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2019年1月13日
image by: 有限会社ワンダー・プロダクション 所属俳優プロフィール