自分を責め、誰にも弱音を吐くこともできず、近くに頼れる両親や親戚、近所の人もおらず、多くの母親が「孤立化」してしまうのです。
おまけに、ネットや育児本が充実しすぎて、子育ての「正解」なるものが世の中に溢れ、子育ての正論に苦悩する母親も増えてきました。
約7割の母親が育児で孤独感を感じ、9割以上が育児にストレスを感じているとする調査結果もあるほどです。
以前、不登校の子どもを持つ母親たちをインタビューしたときも、母親の言葉に耳を傾けば傾けるほど、複雑さと闇の深さと事の重大さを痛感させられました。
母親へのサポートをいかにするか?即座に答えのでる問題ではないかもしれませんが、今回の父親の勇気ある行動で、何か少しでも解決の糸口が見つかればいいし、もし、みなさんの周りに「気になる親子」がいたら、おせっかいでもいいので声をかけてください。
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※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年1月23日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
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※『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2019年1月23日号)より一部抜粋
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