大人になり改めて思う。年下や目下の人との約束を絶対守るべき訳

 

昔を思い出すと…、はるか昔になりますが、大好きだった伯父さんが小学校入学のお祝いに家に来てくれると言っていたのに、来てくれなかったことで大泣きしていたことを今もハッキリと思い出します。逆に自分の父親は絶対に約束を守るひとでしたね。なので…、私も子どもとの約束は絶対に守るようにしています。よほどの理由がない限りは。少しでも自信のない約束はしません

約束を守ることの大切さは今更私が語るまでもないことですが、約束をきちんと守るという、一見目立たない営みが、さきほど申し上げたような「味のある」人間関係を作る上で一つずつ一つずつ刻まれていく、一層一層上塗りされていくんだろうなぁ、と、油断すると約束を反故にしそうになる自分を躾けるために私はイメージするようにしています。

約束を守るという当たり前のことも、10戦10勝するのは相当難しいことです。私もたくさん裏切ってきましたし、裏切られてきました。だからこそ、その当たり前の積み重ねの価値が今となってはとてつもなく大きいと感じています。

改めて申し上げますが、あくまでそれは私の考える理想の人間関係であり、私なりのアプローチです。ただ、あの使い古した財布を捨てる前に撮った一枚の写真が、それもあながち間違っちゃいないよね、と語りかけてくれているような気がするのです。

今日は…、あの高校2年生の時の神戸mosaicで買った財布に思いを馳せながら…、ちょっとだけセンチメンタルに綴ってみました(汗) 。

それではまた。Ci vediamo!!

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