飼い主に怪我を隠す犬や猫。骨折の見分け方と家庭での応急処置法

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犬や猫は、怪我をしたことを飼い主に知られまいとする動物だと教えてくれるのは、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で、獣医師の佐藤貴紀先生です。骨折については、特に早く気づいてあげることが大切とのことで、何かおかしいと感じたときにチェックすべき5つのポイントと、家でできる応急処置方法を教えています。

犬や猫が骨折した時の見分け方

愛犬や愛猫がベットなどの上を飛んだり、高い所を降りたりしているうちに、骨折してしまう事があります。犬や猫は、お話が出来ない為に飼い主さんが骨折に気が付かない。

または、動物たちが、飼い主さんに気付かれないようにしている場合もあります。特に、犬や猫は怪我をしていても飼い主さんに隠そうとする動物です。

飼い主さんが、異変を感じて、病院に連れていった時には骨折して時間が経っていたために複雑に骨が付いてしまったという事も実際にあります。愛犬や愛猫が痛くて辛い思いをしている時には気づいてあげたいですよね。

今週は、犬や猫が骨折した時の見分け方と家庭で簡単にできる応急処置について配信したいと思います。

骨折した時の5つのチェックポイント

まずは、骨折した時の症状を説明していきましょう。5つあります。

  1. 手足を引きずっている
  2. 関節など腫れているところがある
  3. ジャンプをしたり走ったりしない
  4. 体を触ると嫌がる、唸る
  5. 元気がなく、隅でじっとしている

ただし、骨折した箇所によっては歩き方などの動作に異常が出ない場合もあります。骨折しているかどうかの見分け方としては「隅のほうでジッとしている事がある」動物というのは、怪我や病気をした時には外敵や天敵に狙われないために物影や軒下に隠れて、治癒に努めるという習性があるので、骨折をしているかどうかの目安になります。

当てはまる場合には病院の診察を受けて頂きたいのですが、夜すぐに連れていけない。仕事等でどうしても数時間経ってしまうという時には少しでも、犬や猫の痛みをとりながら診察を受けて欲しいです。

家庭で出来る事はなんでしょうか?

家庭で出来る「骨折」の応急処置

骨折した時の応急処置のオススメは「副木」です。板や段ボール又は、ものさしでもかまいません。但し「平」である事が条件です。そして、下記の方法で行ってみてください。

  1. 骨折した患部に包帯を巻いてください。
  2. 包帯の上から平板状の物を添えてください。
  3. 添えた副木と患部をさらに包帯で巻き固定します。

この3つの方法でやってみてください。すぐに病院に連れていってください。

まとめ

1つ注意があります。「副木」は必ずしなければならない訳ではありません。犬、猫が嫌がる場合には、無理せずにやめてください。興奮する事はよくないので気つけてあげてください。

一番大切なのは、痛みに飼い主さんがいち早く気がついてあげる事です。注意をして見てあげてくださいね。

image by: Jaromir Chalabala, shutterstock.com

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