短時間労働でたくさん稼いだら悪????
私は、「ホントにすごい!」と思いました。何がすごいって、Hさんが働いている会社は、名の知れた超高収益、超優良企業。しかも、日本国をよくするコンテンツを数多く配信して、お国のためにバリバリ貢献しているのです。
「……それにしても、怠けすぎではないか?午後1時に出社して午後7時に退社だったら、6時間しか働いていないじゃないか?しかも、飯食って昼寝してたら、実働時間は4時間半ぐらいなのでは??」
と思う人も多いでしょう。別にそれでもいいですよね?要は、世の中の役にたって、同時に利益がでればそれでいい。ぶっちゃけ、8時間働いて1万円稼ぐより、1時間で1万円稼ぐ方がいい。いえ、10分で1万円稼ぐほうがいい。
ところが日本では、8時間働いて1万円稼ぐのは【尊い】とされるのに、10分で1万円稼ぐのは【尊くない】とされてしまうのです。仕事をちゃっちゃと終わらせて定時にかえる社員は、「有能」とは見なされず、「怠け者」と見られてしまう。
こういうバカげたメンタリティーが、日本経済停滞の原因です。【ダラダラ長時間労働】の方が【尊い】とされるのですから。
だから日本の労働生産性は低い
結果、日本の労働生産性は、G7中【最下位】なのです。公益財団法人 日本生産性本部が2017年12月20日に発表した、「労働生産性の国際比較2017年版」に記されています。
日本の時間当たり労働生産性は46.0ドルで、OECD加盟35ヵ国中20位。OECDデータに基づく2016年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、46.0ドル(4,694円/購買力平価(PPP)換算)。米国の3分の2の水準にあたり、順位はOECD 加盟35カ国中20位だった。名目ベースでみると、前年度から1.2%上昇したものの、順位に変動はなかった。主要先進7カ国でみると、データが取得可能な1970年以降、最下位の状況が続いている。
皆さん、ご存知でしたか?