日を追うごとに激しさを増す反日運動を繰り広げる韓国。彼らが主張する「日帝36年の七奪」というものがありますが、「正しくは日本の七大歴史貢献だ」とするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、そんな黄さんが綴った一冊を紹介しています。
偏屈BOOK案内:『なぜ韓国は未来永劫幸せになれないのか』
『なぜ韓国は未来永劫幸せになれないのか』
黄文雄 著/ビジネス社
現代の韓国人学者やジャーナリストが主張する「もし日帝の支配がなければ超先進国になったはずだ」という話は、まったくの空想・妄想である。日韓合邦時に原始社会から産業世界に入ったことに関して「奇跡だ」という声が上がらないことや、当時の学術研究があまりにも遅れていることに、著者は大いに不満である。ではなぜ、韓国が超先進国になるのが「絶対不可能」なのか。
李朝朝鮮の時代、地質学や自然生態学から見ても、すでに山河が崩壊、自然も社会も連鎖的に劣化の悪循環を繰り広げ、朝鮮半島はすでに物々交換の原始社会へと先祖返りしていた。車輪を作る技術さえなく、染料がないから白い服しかできない。それを「清潔愛好」というのは真っ赤なウソ。原始社会から一躍、超先進国になるというのは、ウリジナル世界の空想妄想でしかない。
開国・維新後の日本が人類史に果たした歴史的貢献とは何か。著者は「資源小国から経済大国になるハウツウ(ノウハウ)システムの確立」を挙げる。それは日本だけでなく、満州、台湾、朝鮮でも成功したサンプルとして世界に知られている。欧米列強だけでなく、露・清でさえ李朝朝鮮をどうすればいいか万策尽き、「東洋の永久平和」という大義名分で、日本にその責任を押し付けた。