沈みゆく韓国。世界から総スカンを食らう文在寅の「退陣」秒読み

 

3つ目は、青瓦台(大統領府)と韓国軍の間に膨れ上がってきている緊張です。昨今、日韓防衛大臣の間でいろいろな話がありましたが、そこでレーザー照射問題は棚に上げたとの信じがたい情報がありました。日本のメディアでは挙って岩屋防衛大臣を責め立てていますが、実際のところはどうだったのでしょうか。

本件は、そもそも一言でいえば、本来ならば両国の現場レベルで収めるべきだった問題を政治化してしまったが故に、拗れてしまった事態の“収束”でしょう。とはいえ、起こってしまったことは事実で、かつ由々しき問題でありますが、今回の問題を政治化してしまったのは韓国の大統領府(青瓦台)です。

大統領が音頭を取って開催中の反日キャンペーンの象徴の一つにされてしまったようです。それゆえに、その対応から現場が外され、政治が介入することで、問題が表面化することになったことに軍部がフラストレーションを抱いているようです。『恥をさらした』という意見が強いようですが、『軍の意見が軽んじられている』と文政権下で感じてきた感情が爆発寸前とのことでした。

そこで出てきているのがクーデター説です。私はにわかに信じられませんし、確認も取れてはいませんが、『クーデターやむなし!』といった意見は、議員たちやメディア、国民の一部からも出てきていると聞きました。かつてクーデターによる政権奪取もありましたし、国内外はもちろん、国防の現場からも総スカンを食らっている政権ですので、100%冗談だとは言い切れない気がしてゾッとしています。

そして、極めつけは、これまで控えられてきたメディアによる文大統領バッシングが活発化してきています。韓国メディアといえば、政権の意見に乗って、反日的な論調を広げることが多かったのですが、その流れもさすがに変わってきています。

中には、最近の文大統領の言行の不一致やおかしな言い回しなどを指して『認知症の疑い?!』とするような質の悪いものも見受けられますが、最近は、外交面では仲介役を果たしている、韓国は各国から尊敬されているという嘘を演じ、国内では、親日派を悉く粛清して、反日イデオロギーを前面に出し、経済では無策を貫く文政権を批判する内容が増えています。 そのメディアに踊らされているわけではないのでしょうが、国民感情も、聞くところによると文大統領の退場を望んでいるとの流れができ、すでに30万人を超す『退陣嘆願署名』が出ているとのことです(オンラインも入れるとその倍はあるとのことでした)。

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