阪急の中吊りが大炎上。「月50万で生き甲斐ない生活」に批判殺到

2019.06.10
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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阪急電鉄の車内に掲示された中吊り広告のシリーズに書かれた「言葉」がTwitter上で大炎上しています。いったい、どのような内容だったのでしょうか?

この中吊りシリーズは、企業のブランディング等を手掛ける株式会社PARADOX(パラドックス)が15年間に渡り行った企業への取材の中で、「自らの志を磨きながら、周りの人々と自身の人生を豊かにしていく働き方」を体現する一般の人々の言葉を集めた語録『はたらく言葉たち』の中から、一部を抜き出したもので6月1日から掲示をスタート。

しかし、その中の一枚がTwitterを中心に物議を醸しています。その中吊りとはどんなものだったのでしょうか?

この中吊りの文面に「30万円どころか20万にも届かない人のことを考えたことあるのか!」「これ、80代の研究機関研究員が言った言葉とか、もう」「私は20万以下で生きがいも楽しみもありませんが?」とネット上で批判が殺到し大炎上。さらに、「私たちの目的は、お金を集めることじゃない」で始まる外食チェーン経営者の言葉が、某大手外食チェーン元社長W氏の言葉では?という噂まで飛び出し、火に油を注いでいるようです。ネット上の反応を取り上げてみました。

Twitter上の反応


奇しくも、麻生財務大臣が「老後2000万円」発言で釈明に追われたりと、将来への不安を感じていた人も多かったこのタイミングで、この広告は「タイミングが悪かった」ともいえますが、人によっては悪く解釈される可能性がある広告だという認識が甘かったのかもしれません。

追記:阪急電鉄は10日、この広告の掲示を取りやめると発表しました。同社にも、「不愉快だ」などの批判が寄せられたことを受けて急きょ決定したようです。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Edison R / shutterstock.com

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