なんだかんだと話は進み、いくつか気になる商品を3つに絞った。念の為、キージュエリーも見たが、結局、彼女はこの日、ゼールスで指輪を購入。
予算を少しオーバーした20万円ほどだったが(彼氏から現金で彼女に支払われる)彼氏に電話で相談して、半額セールはその週末までということで決めたのだった。半額セールで20万円ほどなので、本来は40万円ほど。ダイヤの総量は1カラットだったので、けっこうお得ではないかとのことだった。
ちなみに、いわゆる一生もの…と言われる婚約指輪だが、アメリカでは、後日、アップグレードするのは比較的一般的。若いときに結婚して、その時はシンプルなプリンセスカットが好きだったとか、予算的に高級なものを買えなかったとかで、歳を重ねて豪華な指輪に交換するのである。
なので、ティファニーなどの高級店はもちろんだが、ゼールスといった宝石チェーン店では、アップグレードに対応している(追加料金を支払うまたは同等の金額を払うと2倍の価値の指輪に交換できるなど)。
今回、友人は割引き商品を購入したが、元値は40万円ほどなので、将来、高価なものにしたい場合は、40万円以上の指輪になるのだ。
ちなみに、昨年、イギリスのヘンリー王子とご結婚されサセックス公爵夫人メーガンとなったメーガン・マーケルさんは、つい最近、婚約指輪をアップグレード(バンド部分を変更)したとしてニュースに。
ご参考:
● Meghan Markle Secretly Upgraded Her Engagement Ring and It Almost Went Unnoticed!
なお、メーガンさんも婚約指輪と結婚指輪の両方をつけているが、アメリカでも両方をつける人が多め。
今回、友人の婚約指輪選びにつきあってみて感じたのは、どれも素敵すぎるので、選ぶのが難しい。結婚相手に予算を言われていても、自分のお金じゃないと高額なので遠慮してしまう。だから、後からアップグレードできるという選択肢は自由度が高くて選びやすい。
そして、指輪1つにも様々なストーリーがあるのかもと感じたので、今度、少しご年配の仲良い友人に話を聞いてみようかな。
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