ダメだとわかっているのに、日本で差別がなくならない独特の理由

 

単一民族、単一宗教、単一言語で成り立つ国で、他と違うことをするのは、とても勇気がいることだと思います。同調圧力でいいこともある。ボランティアや、ゴミ拾いだって、みんながするから、という空気で、やっている人だっているはずです。 でも差別やヘイトクライムまで、日本だと「同調圧力」の顔が垣間見えてしまいます。一時期、コンビニのアルバイト店員が、不適切な動画を立て続けにアップしたように。「他がするから、自分もする」と。

僕は、メルマガでも以前から「KYになろう」と言い続けてきました。自分の夢を実現する為の最初の一歩は「同調圧力」から抜け出すことだ、と。でも最近は、社会の為にも、平和の為にも、「空気を読まない」方がいいんじゃないかな、とすら思います。

前述の、SNSに頂いたコメント。「子供の頃から性的マイノリティーの方々に日常的に触れることができて、いい環境ですね」のご意見。それに対し、「ありがとうございます(^^)」と前置きした後、次ぎのようにコメントを返しました。 「それがいいのか、悪いのかはわかりませんが、みんなが思い思いに好きに生きて、自分を殺してまで周りと歩調を合わせようとしないニューヨーカーに囲まれて、育つのは、悪いことじゃないとは思います(^^)」と。

image by: BeeZeePhoto / Shutterstock.com

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全米発刊邦字紙「NEWYORK BIZ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ1000人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる。初の著書『武器は走りながら拾え!』が2019年11月11日に発売。

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