安倍首相、桜を見る会1000人推薦認める。「昭恵枠」に批判殺到

2019.11.20
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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安倍晋三首相は20日の参院本会議で、公費による首相主催の「桜を見る会」招待者の推薦について自身の議員事務所に意見を述べたと明らかにし、参加者の人選過程に事実上、関与を認めたと、共同通信時事通信朝日新聞などが速報で伝えた。これまで自らの関与を否定していたが、それを修正した形となった。

共同通信によると、招待基準があいまいだったなどとして「これまでの運用は大いに反省すべきだ」とも語ったという。菅義偉官房長官は衆院内閣委員会で推薦枠に関し、自民党が6千人、首相が千人程度だったと説明。朝日新聞によると、大西証史内閣審議官は「安倍事務所において幅広く参加希望者を募るプロセスの中で、(昭恵)夫人からの推薦もあった」と明らかにした。時事通信によると、これらの発言は、立憲民主党の那谷屋正義氏への答弁として出たもので、野党は「公私混同の極みだ」と追及したという。安倍首相がこの問題について国会で説明したのは、8日の参院予算委員会以来。同日の質疑では「私は主催者としてあいさつや接遇は行うが、招待者の取りまとめには関与していない」と答弁していた。20日は「内閣官房および内閣府における最終的な取りまとめプロセスには一切関与していない」と強調している。

この安倍首相の答弁を受けて、日本のネット上では「やっぱり」「私人なのに昭恵夫人枠もあったのか」「首相の枠が1000人て」「修正した形って、単に嘘だったんでしょ」など、厳しい意見が多数投稿されている。

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source: 共同通信時事通信朝日新聞

image by: 首相官邸

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