麻生太郎副総理兼財務相は、10日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで「本気で憲法改正をやるなら、総裁4選も辞さない覚悟が求められる」と語ったことがネット上で物議を醸している。また、安定的な皇位継承祭として旧宮家(旧皇族)の皇籍復帰も提案し、話題となっている。
「よく「隣国だから韓国と仲良くしよう」と言うような一部の論調がありますが、世界中で隣国と仲の良い国などあるのかね」
麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」|文藝春秋digital @gekkan_bunshun #note https://t.co/RIt1FusYPp
— 文藝春秋 @noteで毎日コンテンツ配信中! (@gekkan_bunshun) December 9, 2019
麻生太郎副総理兼財務は、改憲を巡り「国政選挙に6連勝した安倍政権がやらなければ、いつやるのか」と発言。しかし、2021年9月末までの総裁任期中に国民投票へ持ち込むのは「政治日程上、非常に厳しい」という。安倍首相には改憲への執念があるとも語り、「本気で憲法改正をやるなら、総裁4選も辞さない覚悟が求められる」と言及した。
総裁4選については、自民党の二階俊博幹事長は先月19日の記者会見で「4選どうぞと言うのは当たり前」と述べ、安倍首相自ら決断したら全面的に支援する考えを示していた。自民党内でも4選を容認する意見が多く挙がれば、続投もあり得ない話ではない。
また、麻生副総理兼財務は、日本にとって極めて重要になるトランプ大統領と安倍首相との信頼関係性についても回答。トランプ大統領が訪日した際は安倍首相が、安倍首相が渡米した際はトランプ大統領がゴルフカートの運転手を務めることや、日米首脳会談でトランプ大統領が追い込まれたとき「Ok. If Shinzo says Yes, I say Yes」と捲したて、それについて安倍首相が頷くと「Ok. He nods that, so I say Yes」と答えることについて触れた。
他にも、女系天皇を認めることについて「あり得ない」と強く否定。戦後皇籍を離脱した11の旧宮家について触れ、「未婚男子を皇籍に復帰させることを考えるべき」と安定的な皇位継承作を唱えた。
これについて日本のネット上では、「トランプさんが大統領というのも運の巡り合わせ、ぜひ頑張って頂きたい」「国民が蒙る被害も考えろよ」「政治のリアリズムが働いている」とさまざまな意見が飛び交っている。
Twitterの声
北方領土もダメ、拉致もダメ、アベノミクスはインチキ、ダメダメだらけ。やった事といえば、国民生活の破壊、国民の権利の制限。何らまともな成果を残せないダメ政権の連中が最後にすがるのが「改憲」、無能安倍の「4選」とはど厚かましいにも程がある。無能集団は退場せよ。https://t.co/QLfYQgfUb4
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) December 10, 2019
改憲を「私の手で成し遂げる」って安倍さん、何回言ったら分かるの、それが憲法違反なんだよ。頭に何か沸いてるの?麻生さんも麻生さんだ、なぜ「本気で改憲をやるなら総裁4選も辞さない覚悟が求められる」などと焚きつけるんだ?ますますその気になるじゃないか。ちったあ国民が蒙る被害も考えろよ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) December 10, 2019
【ナチスの手口】犯罪容疑者のアベが集中審議を拒否し国会を閉じた。そして記者会見で、任期中に憲法改正をやり遂げるという。そこで、アソウ副総理が、アベが総裁任期中に改憲ができなければ4選だと主張。これもナチスの手口か?対抗する強力な野党統一が必要だ。https://t.co/eSPvTJ03WG
— 金子勝 (@masaru_kaneko) December 10, 2019
> 自民党幹部は「改憲議論が進まなければ(総裁)4選を目指すと言い出しかねない。辞められる環境を作ってあげないといけない」と語る。
トランプ再選して必然的に安倍4選になりそうな気もするけど(笑)
— やるオータニ (@SUSHImedia_2019) December 7, 2019
麻生副総理兼財務大臣は安倍総理が本気で憲法改正をやるなら、総裁4選も辞さない覚悟を求められると名言しました。政治のリアリズムが働いていますね。苛烈な情報戦の幕開けです。私も微力ながら、一人の日本国民として憲法改正の実現に貢献したいと思っています。籠池佳茂排
— 籠池佳茂 (@YOSHISHIGEKAGO1) December 10, 2019
麻生太郎副総理が憲法改正について「安倍政権がやらなければいつやるのか」と、事実上、安倍首相の総裁4選を支持。首相は抵抗するだろうが、政権の屋台骨の説得をかわすことができるのか?私は「ポスト安倍は安倍」の可能性は五分五分と見る。
— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) December 10, 2019
🐩麻生副総理が文藝春秋のインタビュー記事で「本気で憲法改正を目指すなら総裁4選を辞さない覚悟が必要」と述べているがとんでもない。今でさえ長期政権の弊害が出ている。大体、4選は考えていないと総理自身が3選直後に言っていた。とは言え、前言を翻すのは総理の常。悪い冗談はやめてもらいたい。
— ✈️東北に深紅の大優勝旗を (@tz6uVdNI3yN2YQS) December 10, 2019
4選しか無いというのが自民党の本音だと思うが、ポスト安倍に、石破氏や小泉氏の名前が上がるようでは、致し方ないといった所。もし続行ならば、憲法改正して次期総裁を育てる事も安倍さんの仕事。トランプさんが大統領というのも運の巡り合わせ、ぜひ頑張って頂きたい。
— lucky (@lucky90562230) December 10, 2019
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image by:Pollyanna1919/Wikimedia Commons経由で