「受験生ナメてる」大学記述式問題の見送り正式発表で二本柱倒壊

2019.12.17
by MAG2NEWS編集部 NK
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萩生田文部科学大臣は17日、再来年1月に始まる大学入学共通テストでの記述式問題について導入を見送る発表をしたとNHK日本経済新聞などが報じた。国語と数学の記述式問題の導入にあたって、実際の採点者が決まるのは来年の秋以降になる点や、採点ミスを完全になくすことは期待できない点、採点結果ち受験生の自己採点の不一致を格段に改善できないという点から「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることは困難」と導入を見送ることになった。

記述式問題の導入については、思考力や表現力を試す狙いがあったが、以前から採点者による採点のブレや自己採点との不一致などが指摘されていた。「受験生などから理解が十分に得られていない」という理由から、公明党や自民党から早期に判断するよう求められており、萩生田文部科学大臣は年内に結論を出すと回答していた。

今回の延期について萩生田文部科学大臣は「共通テストに向けて勉強している受験生や保護者、教師をはじめ関係者のみなさんには、ご迷惑をおかけする結果となり、誠に申し訳なく思う」と述べた。また、「論理的思考力や表現力を評価する記述式問題の役割は重要」とし、各大学の個別試験では記述式問題の積極的な活用を求める考えを示した。

これについて日本のネット上では、「当然」「ここで安心せず次は中止へ」「ようやく決まった」と安堵する声や「遅すぎる」「受験生なめてる」と怒りの声も挙がっている。

Twitterの声








教師や受験生の声


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source: NHK日本経済新聞

image by:首相官邸ホームページ [CC BY 4.0], via Wikimedia Commons

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