帰省ブルー、減額できないお年玉。年末年始はストレスだらけ?

2019.12.19
by MAG2 NEWS編集部 HY
 

消費税増税で年末年始出費に「影響あり」

今年の10月に実施された消費税増税は、年末年始の生活にどのように影響するのでしょうか。「影響がある」「やや影響がある」と答えた方が70.6%と、増税が年末年始の出費にも大きく影響していることが明らかになりました。

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「影響がある」という7割の方を対象に、どのような影響があるか聞いてみたところ、「おせちの品数を減らす」(50代)、「おせちのランクを下げる」(30代)など正月のおせち料理の品数やランクに影響があるという声が多くありました。一方で、「外食からデリバリーにする」(20代)、「外食を控える」(50代)と軽減税率を考慮する回答もありました。

また、帰省についても、「交通費の負担が大きい」(30代)ようで、「帰省する日数を減らした」(40代)という方もいました。Q2「年末年始を通したもっとも高い出費」では「帰省の交通費」が昨年1位から3位にランクダウンしています。「帰省先の宿泊をやめ日帰りにする」(40代)、「ガソリン代が高くなるので公共交通機関を使おうか迷っている」(30代)と、例年より帰省の費用を抑えようとする動きもあるようです。 

結果として「帰省の交通費」の順位が下がり、「お年玉」が年末年始を通したもっとも高い出費となりました。お年玉に関しては「ケチなことはしたくはない」(50代)ようで、消費税増税でもお正月恒例の「お年玉」は減らせないようです。

ほかにも、広がるキャッシュレス決済の影響からか「お酒などはキャッシュレスでポイントが貯まる所で購入」(30代)と賢く活用している回答も多く見られました。

年末年始の予算はいくら?おせちはどうする?

年末年始はお金の出入りが激しいシーズン。出費額の想定を聞いたところ、「1~3万円未満」(32.3%)という回答が最も多く、次いで「3~5万円未満」(27.7%)でした。

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「おせち」について聞いてみたところ、「一部を作り一部を購入予定」34.2%、「全て購入する予定」12.1%と、約4割の人が「購入派」でした。

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そこで、おせちを購入予定の方に購入場所を聞いたところ、7割以上の人が「スーパーマーケット」(70.1%)と回答しています。重箱詰めおせちのセットが主流ですが、伊達巻や栗きんとん、数の子など食べたいものを単品購入するニーズも増えているため、気軽に購入できるスーパーマーケットが重宝されていると思われます。次いで「百貨店・デパート」(18.0%)、「インターネット販売」(12.6%)となりました。また、「その他(自由回答)」の中には「ふるさと納税」と回答した方も少数おり、この時期だけの返礼品として注目されているようです。

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