帰る方も迎える方も憂鬱。「#帰省ブルー」で家族のあり方に疑問

2019.12.25
by MAG2 NEWS編集部 HY
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年末年始の長期休暇を目前に、ネットでは「#帰省ブルー」がトレンドになっている。特に妻が義実家に帰省することが「ストレスになっている」「憂鬱で仕方がない」という声が多く上がっている。

帰省ブルー、減額できないお年玉。年末年始はストレスだらけ?」でも主婦の63.1%が「義実家に帰省することにストレスがある」という調査結果を紹介した。「気を遣う」という声が圧倒的だが、勝手がわからない他所の家でゆっくり休めない現実に妻たちはストレスを感じているようだ。

その一端に、女性の社会進出が進み、働く女性が増えたこともあるだろう。せっかくの長期休暇を気が休まらない義実家で過ごすことに加え、炊事や掃除などの家事を手伝わなければならない空気感や親戚内での疎外感、男女の不平等感が、女性たちの「帰省ブルー」を醸成している。

一方で、帰省される側からも「ブルーになる」という声が聞こえくる。子供や孫の元気な姿を見られることは嬉しいが、布団や食事などの準備が大変だということのようだ。Twitterでは「こうしてくれたらいいのに…」といった願望の声が挙げられているので、妻たちが帰省ブルーになる理由とともに紹介しよう。

「帰省ブルー」妻たちの言い分

妻たちからは、自分が義実家で家事をやらなければならなのに、夫は妻の実家で家事をしないことへの不平不満や義実家における夫の対応への疑問などがあげられている。せめて他所の家で奮闘する妻の気持ちを汲み、寄り添ってもらいたいということだろう。

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