2020年1月14日(火)午前4時53分ごろ、茨城県南部を震源とした深さ50km、マグニチュード5.0の地震が発生しました。茨城県筑西市、小美玉市、栃木県宇都宮市、埼玉県春日部市などで震度4を観測したほか、関東の広い範囲で震度2〜3を観測しています。この地震による津波の心配はありませんでしたが、揺れはかなり広範囲に渡っており、宮城県角田市、長野県軽井沢町などでも震度1を観測しています。
今回の地震に関する前兆を事前にとらえ、予測情報を配信していたメルマガがありました。それがメルマガ「最新『WEEKLY 地震予報』」です。同誌は、どのような予測情報を配信していたのでしょうか?
熊本地震をとらえた「最新『WEEKLY 地震予報』」の予測は
2016年に発生した熊本地震の前兆を事前に捉えていた民間の地震研究機関「ブレイン」代表の内山義英氏のデータを基に巨大地震の事前予測情報を提供しているメルマガ「最新『WEEKLY 地震予報』」は、今回の地震の前兆をとらえていました。「最新『WEEKLY 地震予報』」の最新号である1月8日号では、茨城県全域を中心に千葉と茨城の沖合海域周辺で、1月8日から14日までの間にM5.0程度の地震が発生すると、地震発生6日前の短期間で予測し、メルマガにて公表していました。
上記の図を見ればわかるように、同メルマガはマグニチュード5程度の地震発生を独自の予測方法で的確にとらえていたことがわかります。実際に発生した今朝の地震はピタリ、マグニチュード5でした。
同日2回目の地震も予測していた
さらに予測された同じ地域で、14日午後1時25分ごろ、今度は茨城県沖を震源とするマグニチュード4.9の地震が発生しました。
つまり、メルマガ「最新『WEEKLY 地震予報』」は、14日に発生した2回の地震を、規模も地域も日付も予測できていたことになります。この地震が、今後発生する大きな地震の前震である可能性も否定できませんので、十分に警戒する必要があります。
今後の地震情報を確認し、防災グッズの備えや避難場所の確認などに加え、地震予測メルマガによる情報収集をご検討してみてはいかがでしょうか。
image by: 最新『WEEKLY 地震予報』