大地震発生率、関東50%超の衝撃。全国31の活断層で切迫度がS

2020.01.20
by MAG2NEWS編集部 NK
 

8%超えの危険な活断層帯

NHKによると、地震発生確率が8%を超えた8つの活断層帯は、長野県と山梨県にある「糸魚川ー静岡構造線断層帯」、静岡県にある「富士川河口断層帯」、熊本県の「日奈久断層帯」、長野県にある「境峠・神谷断層帯」、近畿から四国北部、九州北部にある「中央構造線断層帯」、岐阜県と長野県にある「阿寺断層帯」、神奈川県にある「三浦半島断層群」、広島県と山口県の沖合にある「安芸灘断層帯」。

これらの活断層帯に注意するのは当然だが、未知の活断層帯が大きな地震を引き起こしているケースもある。平成16年のマグニチュード6.8の「新潟県中越地震」や、平成20年のマグニチュード7.2の「岩手・宮城内陸地震」、おととし発生したマグニチュード6.7の北海道胆振東部地震なども未知の活断層だった。

今後30年間に大型地震が発生する確率

地震調査研究推進本部は、今後30年の間にマグニチュード6.8以上の大型地震が発生する確率も推計している。それによると、関東全域で50%〜60%、中国全域では50%、九州全域で30%〜42%、四国全域で9%〜15%だという。「生きている間に必ず地震はくるものと考えて、適切な備えをしてほしい」と地震調査研究推進本部の平田直委員長は語っていた。

source: おはよう日本NHK

image by: Shutterstock

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