かつては業務用中心だった食器洗い機が家庭に普及してしばらくたちますが、すべてが全自動になったわけではなく、まだまだ面倒な手間は残っています。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、食器・調理器具と食洗器との相性など、後片付けを楽にするノウハウをわかりやすく紹介しています。
食器再考
さて、本日は毎日使うお皿のお話。
料理のあとの片付けが苦手という方は、結構多いものです。美味しく食べて、はー、満足~♪で終われないからでしょう。誰だって、食後はボサーっとしていたいですからね。
食事に後片付けで、大きなウェイトを占めているのが
- 洗い物
ですよね。ひとつひとつ洗って、水を切って、拭いて…を繰り返すのは大変です。まあ、このメルマガの愛読者のみなさんなら、とっくに
- 食洗機を大活用
していると思いますので、こんな苦労とは無縁ですよね?は?食洗機を持ってない…?は?(*゚∀゚*)…
とりあえず明日は会社を休んでいいから、食洗機を買いに行きましょう。食洗機は
- 現代の三種の神器
これを使わずに現代日本の家事は回りませんよ。
食洗機は、洗う手間を機械化してくれる偉大なマシンですが、後片付けを少しでもラクにするためには、まだまだできることがあります。
ひとつは
- 調理グッズを使い捨てにする
え?ステンレスのトレーとか?オタマとか??んなワケないでしょ( ̄∇ ̄)調理の過程で、混ぜたり和えたりしますよね。その時使うグッズを
- 使い捨てできる素材のものに
するんです。フライなどの粉付けや卵などは食品のプラスティックトレーで、レンチンにはレンジ対応の紙皿で、下味つけはジップロックやビニール袋で。これだと、汚れても洗って再利用する必要がないわけですから、そもそもの洗う分量を減らすことができます。
もうひとつは、
- 食器の種類
です。
これは一概には勧められないのですが、日本の食卓は、食器の種類が多すぎる。深めの小鉢あり、木製の汁椀あり、大きな洋皿あり。それもこれも、一般家庭の食文化の高さを表すものではありますが、
- キレイに食洗機に入れるのにスキルが必要
なほどだと、それもどうかと思うんですよ。料亭じゃないんだしさ。かつて実家の母が
- 料亭の料理じゃないんだからね!(`皿´)
と吠えていましたが、その気持ち、今ならよく分かる( ̄∇ ̄)盛り付けや食器も含めて、外食産業のものと家庭の食事は違って当然。
なので、ご自宅にある食器を見直してみてはいかがかと思うんです。
- 登場回数が少なすぎたり
- 汚れが残りやすかったり
- 収納するのに場所を取り過ぎたり
- 扱いが面倒だったり
するモノがあるのではないでしょうか。もしあるなら、それは現在の生活には不要なものとして、潔くご退場願いましょう。食器を精選することで、食洗機に入れるスキルなんか不要になりますしメンテの手間も省けますよ。
まったりしたいのにやらなきゃならない食事の後片付け。食器や調理器具を見直して、少しでも簡単にしてみてください。
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