社会で成功するために、いちばん重要なものは何なのか…。そんなある意味「根源的」とも言える問に対して「挨拶」と答えるのは、営業実務コンサルタントの島田基延さん。島田さんは今回、自身の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』で、経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏のとあるエピソード等を例に挙げ、挨拶の重要性をわかりやすく説明しています。
挨拶をする
言葉の中で大切なものに、「挨拶」があります。僕は、営業マンで成功するのって、「挨拶」だって思っているほど、「挨拶」は重要だと考えています。営業マンだけじゃなく、社会人にとって、挨拶って、最も重要なんじゃないかって、そう思います。それは「基本だから」です。
剣道も、礼に始まり礼に終わるって言いますが、礼って何なのか、挨拶なんです。お互いに頭を下げて、「よろしくお願いします」って挨拶します。終わったら、「ありがとうございました」って挨拶します。つまり、挨拶が「礼」なんです。
日本って儒教思想が入ってきて、武士の時代が長く続き、何を大切にしたかって、「礼」なんです。そのために切腹させられたりするぐらい、「礼」にうるさい国なんです!別に、武士の世界から戦争が終わり、昭和、平成、令和になったからって、この基本部分は変わりません。だから、挨拶が重要なんです!
会社でも、客先でも、「挨拶」をキチッとできていると、好かれます。あの若い社員は見所があるってなるんです。
松下幸之助さんが、毎朝、社員を出迎えたそうなんです。朝一番に会社に行って、正門のところに立って、「おはよう」って、経営の神様って呼ばれた人がだよ!?毎朝、毎朝、誰よりも早く起きて、「おはよう」って、やるんだよ、
幸之助さんが書いているんだけど、社員が100人を超えたときは、頑張らないといけないって思ったそうなんです。社員が1,000人を超えたとき、「よろしくお願いします」って、お願いしたそうなんです。毎朝、毎朝、社員を出迎えながら、「おはよう」って、言いながら、心の中で、「よろしくお願いします」って、一人一人にお願いしたそうなんです。凄いでしょう。
挨拶が基本って知っていて、率先してやったんだよね、これが、経営の神様の正体なんだよね、別に特別じゃないんだよ、自分にできることを、率先して、コツコツやり続けた。そして、基本を大切にし、人を大切にしたんだよね、だから、人がついていった。気が付いたら、世界の松下って、言われるようになったんだよね、でも、基本は毎日の挨拶なんだよ。
挨拶って、本当に大切だから、元気よく、気持ちのいい挨拶を、率先してやっていきましょう!
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