マルチ商法役員も「桜」参加。首相夫妻との写真は「勧誘効果絶大」

2020.02.12
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by MAG2NEWS編集部 NK
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磁気ネックレスなどのオーナー商法でおよそ7000人から総額2000億円を騙し取ったとされる「ジャパンライフ」の当時の会長山口隆祥氏が首相枠で招待された「桜を見る会」。同会に、悪質なマルチ商法だとして2017年に消費者庁から業務停止命令を受けた仮装通過販売会社「48(よつば)ホールディングス」の役員が出席していた。さらに、同会中の写真が48社の会員勧誘にも使われていたことが東京新聞の取材で判明。日本のネット上では、「これでも名簿は個人情報保護ですか」「大問題」「いい加減にしたら?」と怒りの声で溢れている。


「勧誘効果は絶大だった」

48社の当時の役員中田義弘氏が2016年4月に開催された「桜を見る会」で菅義偉官房長官と撮影した写真や、淡路明人社長が「桜を見る会」の前夜祭で首相夫妻らと写っている写真など、複数の写真をセミナーで紹介。セミナーに出席していた会員は「政界にも人脈が広くてすごい人だと思った。上位会員からこうした写真をもらい、自分が勧誘する際にも使った。写真を見せると、相手の態度が全然違った」と語り、「写真を見せるとすごいねとなり、信用してくれた」「勧誘効果は絶大だった」という。

「48(よつば)ホールディングス」の悪事

2015年12月、新しい仮想通貨として「クローバーコイン」の販売を開始。「購入すれば1カ月半後には10倍に値上がりする」などと語り、2017年7月には会員数3万5千人を突破。しかしこの「クローバーコイン」は、購入した会員が新規会員を勧誘すると報酬が支払われる「マルチ商法」だった。2016年9月からの10カ月間でおよそ192億円を売り上げていたが、消費者生活センターへの相談や苦情は2017年10月までに367件にものぼり、業務停止命令が出されている。

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