利益を相手に分からせる。今ひとつ頭が良くない部下を動かす方法

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組織の中である程度の立場にいると、人に動いてもらうのは本当に大変だということを実感します。直属の部下相手にさえ、完璧に意思を伝えることは容易ではありません。その確度を上げる方法、ないものでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、部下に対する合理的な指示や意思の伝え方を解説しています

行動の結果生まれるモノを理解させる

今日はマネジメント向きの話をしましょうか。

人間ってなかなか思ったように動いてくれませんよね。部下だからといって、こちらが伝えたことをちゃんとやるとは限りませんから。

そういう時に、ひとつ考えた方が良いのは、その行為、行動をやると、どんなメリット、利益が手に入るのか?なんです。これが無いってことはほとんどないわけで、なにか利得があるからやってくれって話になるわけですよ。

そんな利益を、ちゃんと相手に分からせるというのは大事なんですね。できればそれが、行為、行動の直後に得られるモノだと、それを説明するだけで動きますから。

特に今ひとつアタマが良くない人を動かす時には、これを説明してあげないと、彼らは独力でそこに気付きませんから。賢い人って、自らそれに気付いて、人に言われる前に行動をするんですけどね。

で、大抵のケースで、マネジメントという上位者は、部下よりも賢いことが多いわけで、だから上司から見たら、

 ■ そんなことはわざわざ言わなくても当たり前じゃん

と思うようなことでも、部下の方はそれに気付いていないということが往々にしてあるんですよ。え?そこまで言わなきゃ分からないのか!と驚いたことが何度もありますから。

中級レベルのビジネスパーソンには理解して欲しいのですが、作用には必ず反作用がセットになっているわけです。この場合の作用とは行為、行動のことです。反作用とはそれをしたことによって生まれる反応のことです。利益とはそんな反応のうち自分が嬉しく受け取れるものですよ。

何かアクションをしたら、その報いというか反作用が必ず生まれるわけで、それを予測しながら何をしたら良いのかを考えるわけですよ。その思考が当たり前になると、行動する前に行動の結果何が起こりそうなのかが分かってきますから。

仕事ができない人って、そうは考えないんですよね。行動と結果が同一の因果関係で結ばれていないんです。

なんであの人は私にイジワルをするんだろう。と悩む人は、

 ● あ、私のあの時のアレが原因だったんだ!

と気付かないんですね。だからトンチンカンなことをやってしまうわけ。逆にやったら良いことなのに、やらずに時間を浪費したりするんです。

特にこれが、行為行動の直後ではなく、半年後、1年後に芽が出るようなモノだと、予測できない人の方が多いんです。1年経って、あの時の行いがこの結果を作ったのだと、説明されても理解できない人だっていますから。

この予想できる未来についての時間軸の長さが、そのままその人のビジネスセンスとか、賢さに繋がって来ますからね。言われるまで気付かない人よりも、自分で予測できる人の方が賢いですし、予測した上で行動をコントロールする人の方がもっと賢いわけです。言われても理解できない、ピンと来ない人は、一番下のレベルにいるわけですね。

で、自分の部下がどのレベルにいるのかを、マネジメントが理解して、その人にあったレベル感で伝えないと、これは全く機能しませんから。

部下が動かない、の後ろにはそんな未来があるのだと予想できないなんてオチがままあるモノですから、自分が予想できるからといって蔑ろにしない方が良いですよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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