「新型肺炎患者数ゼロ」と北朝鮮が虚偽報告してまで避けたい事態

 

もしWHOに「現在の感染者数は〇〇人です」などと下手に報告をすれば、その後の経過、経緯について報告しなければならないし、場合によっては国際的な医療団などが派遣されてくると、北朝鮮の貧弱の医療体制や技術などが白日の下に晒されてしまうので、それは何としてでも避けたいところである。

また、北朝鮮にとっても今さら「いつ、どこで感染者が発生しました」とは言いづらいし、北朝鮮の「どの地方、どの組織から発生した」のかを一番に言う者はいないはずだ。なぜなら、言ったら、間違いなくその組織の長は左遷、粛清の憂き目にあうことになる。

すでにインターネットなどでは、北朝鮮のウイルス患者の発生とその惨状が伝えられている。次号でさらに北朝鮮で起きていることを報告しよう。(宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄)

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